アフィリエイトの低い承認率の原因と対策・ユーザーの消費行動と承認条件の相性を考え抜く

アフィリエイトで成果が発生したにも関わらず、承認率が低い。」こんな苦い経験をしていませんか?

ここでは経験から言えるアフィリエイトの承認率が低いトピックとして以下4つをお送りしています。

  • 一般的に却下とされる原因
  • 商標キーワードで発生した成果の多くがリピート顧客によるオーダー
  • ライバルサイトと成果が重複して却下される
  • ユーザーの消費行動にある「承認され難い原因」

原因がわかれば前向きな気持ちでアフィリエイトに取り組めますので、参考にしていただければと思います。

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アフィリエイトの承認率とは

アフィリエイトの承認率は以下のように2つのデータから成り立っています。

支払確定件数 / 成果発生件数

例えば以下のアフィリエイト商品は承認率が100%のごく稀な案件です。

出典:レントラックス

それでは以下で「アフィリエイトの成果が承認される流れ」を見てみましょう。

承認までの流れ

  • アフィリエイトサイトでユーザーがリンククリック

  • 商品サービスの購入・利用登録など

  • アフィリエイトの成果発生

  • 広告主による承認作業

  • 報酬支払確定
    ※図の出典:A8

アフィリエイトの成果が発生しているにもかかわらず承認されないのは、その前段階で何らかの原因があることがほとんどです。

ここからはその原因について探ったあと、承認率の低さを改善する対策をお伝えしようと思います。

アフィリエイトの成果が承認されない深い原因

「成果が承認されない深い原因」を、私が初心者アフィリエイターの頃のエピソードからお伝えします。

  • 広告主が承認しないと言っている却下条件に該当する:リピート購入や重複
  • 成果条件がキツイ
  • 承認ミス

広告主が「はじめから承認しない」と言っている却下条件に該当する

以下は多くの広告主が「はじめから成果が発生しても承認しない」としている却下条件です。※全てではありません

よくある却下条件

  1. 既存顧客によるリピート購入
  2. 重複
  3. 不正・虚偽・申し込み不備・未入金
  4. 返品・キャンセル

3と4はそう多くはないと思いますがあり得ないとは言い切れないので、このパターンが発生するのはやむを得ません。ここでの言及は省略します。

私自身の実感としては1と2が圧倒的に多いと思っています。

①既存顧客によるリピート購入

既存顧客が商標キーワードによってアフィリエイトサイトへアクセス・リピート購入されるといったパターンが、承認率の低さの原因になりがちです。

「既存顧客によるリピート購入」は、広告主にとって”価値ゼロ”として見なされています

リピート購入については既存顧客のメールアドレス・電話・住所など連絡先が分かっており、やろうと思えばいつだってアップセルできる状態にあるので、わざわざこの既存顧客の再購入に報酬を支払うつもりはないですよ、と言う意味です。

既存顧客は商品の名前を知っているので、よく商標キーワードで検索します。するとアフィリエイトサイトに一定数の既存顧客がアクセス・リピート購入するパターンも少なくないのです。

下のように商標キーワードで検索してくる顧客(下ブランドを認知しているユーザー)は一般的には購入に一番近い人のように思われがちですが、そもそも商品名を知っているという時点で既存顧客の可能性が高いと言えます。

出典:conversion-ad.jp

私は商標キーワードにリピート顧客が混じっているなど想定もしなかったアフィリエイト初心者の頃、発生した成果が承認されず落胆しながらASPに連絡し、以下のようにASP担当者から諭されたことがあります。

ASP担当

結構商標キーワードで記事をお書きになっていると思いますが、ロングテールキーワードなどお悩みが入っているキーワードの記事を書くのをおすすめします。

既存顧客が商標キーワードでアフィリエイトサイトにアクセス・リピート購入する場合は多いので、承認されないケースがあると思われます。

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しかも他のアフィリエイターも同じように「商標キーワードでの販売は成果発生しやすい」と考えますので、商標キーワードでのアフィリエイトは本当に熾烈な争いです。

熊谷ヒカル
新規顧客を送客した成約は、その先定期コースの案内などができるので”価値が高い=承認する”。そこに尽きる話のように思えます。

②重複:ユーザーがライバルサイトのリンクを複数踏んでいる

「ユーザーが自分のアフィリエイトサイトのリンクをクリックした後にライバルサイトのリンクもクリックしている場合」も成果が承認されず、承認率の低さの原因になります。

これは重複と呼ばれており、かなりの頻度で起こり得ます。

この重複の例を挙げてみますので参考にされてください。

承認されるのはサイトX

ユーザーの消費行動

  • 自分のサイトZで ”ASP社Aの商品リンク” をクリック

  • 競合サイトYで "ASP社Bの同じ商品のリンク" をクリック

  • 競合サイトXで "ASP社Cの同じ商品のリンク” をクリックして購入

ココがポイント

X・Y・Zいずれのサイトでも実は成果発生として計上されるのですが、承認されるのはXのサイトです。

アフィリエイトの成果が確定するのは、ユーザーが最後にリンクを踏んだサイトと決まっているためです。

一方ZとYのサイトで上がった成果は、「却下=不承認」と判断されてアフィリエイト報酬が支払われません。

この重複による不承認については、上述の商標キーワードでアフィリエイトサイトにアクセスしたリピート顧客が「複数のアフィリエイトリンク」を踏んでいるパターンが少なくないと実感します。

シロクマ
リピート購入と重複の合わせ技で不承認はキツイwww

なお、よかったら以下アフィリエイトリンクの貼り方についても参考にされてください。

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ハードル高すぎる成果条件・特定ユーザーが実現し難いことが成果条件になっている

「成果条件がハードル高すぎる」といった点もアフィリエイトの承認率の低さの原因として挙げられます。

例えば、以下のようなアフィリエイト案件は不承認が多いパターンで、「ユーザーにとってハードル高いことが承認条件となっている場合」はかなりの確率で不承認になります。

インターネット回線のアフィリエイト案件

インターネット回線案件のアフィリエイトの承認条件は工事完了が多く、不承認になる場合は以下3つが想定されます。

  • 工事を完了できない
  • 回線契約の申し込みをしたけれど面倒になって工事していない
  • 希望日に工事ができず、ユーザーが諦めて他のプロバイダーに申し込む

この場合「ユーザーが工事完了できない=承認されるにはハードルが高かった」と考えるべきなのかもしれません。

美容整形外科の施術の斡旋のアフィリエイト案件

美容整形外科案件のアフィリエイトの場合はさまざまですが、承認条件が手術の完了の場合も結構あり以下が想定できます。

  • 気軽にカウンセリングを申し込んだ程度だったけれど、行ってイメージと違うと思ってやめた
  • 美容整形外科に行くことすら怖くなってやめた、または気が変わった

美容整形手術を決断する人ばかりでないのは確かです。

この場合も「ユーザーが気が変わって手術しない=承認されるにはハードルが高かった」パターンと言えます。

バツイチ中高年がターゲットの婚活アプリ利用登録のアフィリエイト案件

婚活アプリ利用登録のアフィリエイト案件の承認条件として以下が一例として挙げられます。

承認条件

  • 無料登録後プロフィール完記・本人写真のアップロード
  • 女性は登録後1週間以内の年齢確認、男性は有料会員登録

バツイチと中高年がターゲットの婚活アプリで上のような承認条件の場合、そのターゲット層ゆえに高確率の不承認が出た経験があります。

【これじゃ絶対に承認されない!】

  • バツイチでなんとなく顔を知られたくない・本人写真を掲載したくない
  • 50歳前後の自分に自信がなくて写真を見られたくない
  • 年齢的にマッチングしずらくメッセージ交換もしない、メッセージのやり取りで必須となる有料会員となる必要がない

この案件で不承認が続出した後、いつものようにASPに問い合わせしてみたところ、ASP担当から以下のように回答をもらいました。

ASP担当

本人写真がアップロードされておらず、承認作業ができない状態にあります。

熊谷ヒカル
この婚活アプリ案件は本当にやられたと思いました。バツイチや中高年にとって本人写真のアップロードはハードル高く感じられるんですね。

販売会社または広告代理店の承認ミス

ASPの管理画面では、成果発生・承認された報酬額が以下のように表示される場合が多いですね。

今日(未確定速報) 24,000
今月 昨日
インプレッション 32000 1400
クリック 302 8
成果発生 380,000 10000
未確定額 375,000 10000
確定報酬額(承認報酬額) 5,000 0

広告主は「発生した成約が承認条件に合致しているか?」を月に数度確認して承認作業を行います。

実は機械判定だけでなく人の目を介して承認作業が行われる場合もあるそうです。

つまりアフィリエイトの承認作業は、人の判断を介しているので端的なミス(ヒューマンエラー)が混じる可能性もある、という事になります。

熊谷ヒカル
ASPに問い合わせしたら「端的な承認漏れでした申し訳ありません」と言われたケースは少なくありません。

アフィリエイトの承認率を上げるための対策

承認率が低いアフィリエイト案件に対しては、以下のように対策するのがおすすめです。

  • 商標キーワードを減らしてロングテールキーワードの記事を増やす
  • 人気のASPのアフィリエイトリンクを使う
  • その案件に関わらない

コンテンツのタイトルで商標キーワードを減らし、ロングテールキーワードを使う

悩み事を解決したいと本気で考えているユーザー層に向けてロングテールキーワードの記事を書くのが対策として有効です。

商標キーワードによる記事で発生した成約には、リピート購入が混じりやすいとお伝えしました。

お悩み事を解決するようなロングテールキーワードで記事を書くと、以下のような流れで承認は増えやすくなります。

  • 悩みやお困り事を解決するようなロングテールキーワードを使った記事を増やす
  • 取り扱うのは認知度の高い企業のアフィリエイト商品
  • 検索エンジンからの評価も高まり、商標キーワードを知らないターゲット層の目に停まる
  • 認知された企業の商品ゆえに「購入してみてもいいかな」と思ってもらえる
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このようにユーザーの検索意図に合致するコンテンツを書けば上位表示が可能になるだけでなく、悩み事を解決したいと考える本当の意味で良質なユーザー層によるアクセスが増え承認されやすいと実感します。

考えてみれば、商標キーワードの記事は商品概要・商品のスペック・価格などどんなサイトでも掲載されているありふれた情報です。

それらの情報に「このアフィリエイトサイトで購入すべき理由」はそもそもないとも言えます。

熊谷ヒカル
悔しいですが商標キーワードからの成約が確定にならないのは自業自得だと思うようになりました。

商品が一番売れているであろうASPのアフィリエイトリンクを使う

ライバルサイトが使っている率が多いASPのアフィリエイトリンクを使うと、そもそも重複であるにも関わらず成果発生するパターンは出なくなります。

さきほど、重複によって承認されない場合のユーザーの消費行動を下のように挙げていました。

承認されるのはサイトX

ユーザーの消費行動

  • 自分のサイトZで ”ASP社Aの商品リンク” をクリック

  • 競合サイトYで "ASP社Bの同じ商品のリンク" をクリック

  • 競合サイトXで "ASP社Cの同じ商品のリンク” をクリックして購入

これがもし全て 「同じASP社のリンク」 が使われていた場合、ZやYに成果は発生しません。

理由は同じASPで最後のクリックがどれだったのかを把握できるからです。

こうした事情を踏まえて、ライバルサイトが使っている率が多い人気のASPのアフィリエイトリンクに張り替えて対策する余地もあると思います。

熊谷ヒカル
ライバルサイトのリンクをプライベートモードで閲覧、アフィリエイトリンクをクリックし、どこのASPのリンクが使われているのかを見るのがおすすめですね。

その案件にかかわらない

承認率が異様に低いアフィリエイト案件は、いっそ関わらない。他の案件を選ぶのも承認率を上げる有効対策です。

先に挙げた2つは自分でできる対策ですが、それ以上に「案件自体悪い」といったケースも中にはあるのです。

「承認条件のハードルが高すぎる案件」などがそれで、一例として挙げた整形手術について言えば手術が100%遂行されるなど現実的に考えにくいし、だったらそんな案件は避けた方がいいのでは?と考える方が自然だと思います。


アフィリエイト案件の良し悪しはおおよそ以下の3つで推測できます。

案件の3つのデータ

  • CTR:クリック数/表示回数
  • CVR:成約数/クリック数
  • 承認率:承認件数/成約件数

出典:rentracks

ASPの多くは獲得した報酬額によるレベルで3つの数字を開示している場合が多いようですので、実績が乏しいと「この数字すら見れない」となるかもしれません。

熊谷ヒカル
アクセストレードでは一部の数字が開示されているので初心者にもおすすめできるASPかもしれませんね。

ASPに問い合わせる

アフィリエイトでは不可解なことをうやむやにすればするほど首を絞める羽目になります。成果が承認されないと「ウソつかれているんじゃないか?」と疑いたくもなるものです。

とにかく問い合わせ

こんな状態でアフィリエイトの作業が続くはありませんので、すっきりするならばASPに問合せしてみるのがおすすめです

熊谷ヒカル
私は結構都度聞く方です。返信は来ますし、承認になったケースもあります。
シロクマ
一番ダメなのは面倒がって連絡せず、アフィリエイトから気持ちがなくなることかなと。

まとめ:発生したアフィリエイトの低い承認率は根深い所にある

アフィリエイトで発生した成果の承認率の低さの原因は、お伝えしてきたように一つではなく根深いところにある場合が少なくないです

以下のように

消費行動の中に存在している「人間そのもの(human nature)」の消費行動に要因がある場合です。

  • 希望日で工事ができず諦めて他のプロバイダーでネット回線開通する
  • 婚活アプリで写真アップロードがはずかしくてできない
  • 美容整形手術が土壇場になって怖くなった

承認条件とユーザーの消費行動の相性が、承認率に大きく関わっているのではないか?というのが経験談から言える結論です。

それに対してアフィリエイトサイトで出来る事は何かを考えるのが、承認率の向上につながると思われました。

「確定条件とユーザーの消費行動が相性良くない」という事実は変わることはないでしょう。ですから別な案件を選んだほうがよほど実入りがあるのではないか? そうしたごく当たり前の商売のお話しでもありました。

ただ経験して、案件を取り扱ってデータを貯めないと分からないこともあります。※私がそうでした。

アフィリエイトはそうしたものでもありますので、共に頑張ってゆきましょう。

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  • この記事を書いた人

熊谷ヒカル

2017年からインターネットビジネスを始め、いろんなジャンルの特化サイトを構築してきました。


現在はブログ初心者さん向け・同じような志を持つ人に教えながら特化サイト構築を両立しています。


2022年のとあるASPでの実績は349万円(「2022年の累計実績」・2月15日現在)、詳細は下記よりどうぞ。