コアアップデート後の健康アフィリエイトの見通し

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グーグルが実施した健康アップデートについて過去をひもとき、多くのアフィリエイターが打撃を受けた健康系ウエブサイトの今後の見通しをお伝えしています。

「健康系アフィリエイトはオワコン」と言われますが果たして「終わらせるだけのコンテンツになってしまったのか?」その判断となる情報をここでご紹介したいと思います。

健康アップデートとは

健康アップデートとは検索エンジン大手グーグルによって2017年12月6日に実施された「健康に関する検索結果についての順位付け方法の更新」を言います。

ランク付けの基準を変えときましたよ、といった意味です。

この健康アップデートでは「健康にかかわるクエリの6割」が影響を受ける大幅なアップデートだったために、それまで上位表示できていたECサイトが圏外に飛ばされて大打撃を受けたケースが多かったようです。

これに続くアップデートとして2018年8月1日に行われたコアアップデートでもYMYL系のコンテンツ(お金と人生にかかわる情報を扱うウエブサイト)に激震が走りました。

言わずもがな、ですが人生の中に健康についてのテーマが含まれています。

そして2019年3月12日のコアアップデートでも多くのECサイト運営者が新たに「グーグル砲」で影響を受けて大幅な検索順位の下落を強いられました。

3月12日のアップデートはYMYL系ウエブサイトを中心に、IT系など幅広いジャンルに渡って実施されたと言います。

ヒカル
ここにきて皆疲れ始めてますよね。またか?と(^-^;

健康アップデートについてはは2017年12月7日だけでなく、その後のコアアップデートまで厳格さが踏襲されているので、広い意味で言って2019年3月現在に至る一連の実施までを言っていいでしょう。

人の人生に大きく関わる健康」について扱うウエブサイトに2017年12月6日~2018年8月~2019年3月何が起こったのか…その実態と対象となったテーマ、今後の見通しから見て行きたいと思います。

健康にまつわるアルゴリズムアップデートの実態

2017年12月6日に行われた健康アップデートについてグーグルの見解を同ブログから見てみましょう。

概要として「医療健康についての検索結果は医療従事者から提供される信頼性が高い有益な情報」が上位表示されやすいですよ、といったところが中心となっています。

2017年12月に実施されたのは国内の健康にまつわるウエブサイトに限って行われた異例中の異例なアップデートでした。

すべてのサイトが対象となった2016年のペンギンアップデート、2015年のパンダアップデートとは異なっていますね。

国内の健康に関するウエブサイトで重大な数々の問題をグーグルが検出し、国内の同サイトに限って対策を打ったアップデートなんです。

ヒカル
まさに「狙い撃ち」です。狙い撃ちされるほど問題があったってわけですよね。

重大な数々の問題の一例を挙げてみましょう。

☑ 2017年12月6日の健康アップデートが実施される以前に起こっていた重大な問題の一例

①WELQやMERYなどのキュレーションサイト

これら2つのキュレーションサイトは、クラウドソーシングで”アマチュアに毛が生えたような専門性のないライターが低報酬で作成した記事”から成り立っていました。

運営側も医療・健康に関する記事の内容が十分な信頼性があるかを確認する体制が全くなく、「信憑性も裏付けもない健康記事」を低品質ライターが報酬を稼ぐために量産しているところに事の発端があります。

従来まではウエブサイトのインディックス数が多いほど上位表示されやすいといった認識もあり、運営側は健康に関する裏付け確認よりも収益確保に注力し過ぎた後の祭りだったようです。



②これまで上位を占めていたネバーまとめやヘルスケア大学

ネバーまとめは登録無料で誰でも投稿できるまとめサイトとして知られています。

ネバーまとめで書かれた健康系記事はクエリの上位に入る記事が多くありましたが、実質は”他サイトの情報の引用”で成立している記事が多かったので、グーグルが以前から最も嫌っていた「他のサイトの情報を順序を変えたり切ったり貼ったりしているだけの中身のないサイト」でもあったはずです。

ドメインパワーが強いし、一時グーグルは好んで”まとめ系サイトを上位表示させていた(過去形)”時期があります。

ヒカル
2019年3月12日のコアアップデート後またキュレーションやまとめ系サイトが上位を占めるパターンがあります。これはドメインパワーがなせる業のところが大きいようなー

ヘルスケア大学については5000人の医師が同サイトの記事を監修していると謳われてましたが、監修医師一覧の中には「登録した覚えはない」といったケースもありました。

医師が監修していると謳われていたものの、ユーザーから医学的に誤りがある記載について看過できないほど指摘されており、同サイトは指摘記事について大幅なリライトを行うなどして閉鎖寸前の危機を免れたようです。



③実質上の健康被害や問題の発端となった健康系サプリ一例

バストアップサプリについては「生理が止まった」など消費者センターに数百件を超える相談が届く健康被害が発生していました。

サプリ自体安全性が確認されているのか信憑性が万全とは言い難く、豊胸願望のある女性に付け込んで過剰な広告が目立っていました。

ヒカル
これだけトラブルがあると、日本の健康系ウエブサイト限定でアップデートを行うのも「なるほどね」となりますねー。

2017年12月6日に行われた健康アップデートから、2018年8月1日に実施されたコアアップデートでは「YMYLお金と人生」にかかわるウエブサイトにさらなる激震が走り、7ケ月ほど過ぎた2019年3月12日に再度コアアップデートが行われました。

健康系ECコンテンツでようやく検索順位が回復しかけた運営者もいると思いますが、7ケ月後にまた別なアップデートが行われると「回復しかけたところに被弾するメタメタな状態」になりますね。

しかし、結局ECコンテンツは生かすも殺すも運営者次第。

アップデートの傾向を分析して対策を打つ、
勝ち組の上位表示者もくまなく分析する、
転んだらどれだけ早いスパンで起き上がるかを考える。

究極はこれだけです。

私たちアフィリエイターは時間がお金になります

下落したコンテンツのリライトに時間を取られていては新規のアフィリエイトサイトに欠ける時間は奪われるだけですもんね。

ここでは健康系ECコンテンツを多く手掛ける弊社の事例を踏まえながら対策をお伝えしていきますので一緒に見て行きましょう。

対象となるサイトのテーマ

健康アップデートで検索順位に影響を受けやすい健康系ウエブサイトはいったいどんなキーワードを扱うサイトなのか?

まずはウエブ上でよく報告されている「健康アップデートで影響があったテーマ」を一覧にしてみました。

■健康アップデートの対象になりやすいウエブサイトのテーマ

病気(サプリによるケア含む) 私費診療系治療 ヘルスケア
悪性腫瘍(ガン)
高脂血症や高血糖など循環器系
不妊症(妊活ノウハウを含む)
多汗症
ワキが
「治療」を含むクエリを扱うサイト
美容外科系治療
医療脱毛
レーシック
糖質制限
便秘
酵素・青汁

健康食品・サプリ
バストケア
精力剤

これらを踏まえ、Eコンテンツの運営者がよく取り組むテーマとしてアフィリエイトの人気案件について私が運営するサイトを通しての経験から以下まとめてみました。

上の表の全てのテーマを網羅できているわけではございませんが、ご参考にはしていただけるかと思います。

病名を含むキーワード

病気に関する情報に関しては言わずもがな、のところがあります。

上の表で挙げたガンは日本人の2人に1人の死因に、また生活習慣病による合併症など命に係わる病気に発展していきます。

それらの病気について医療従事者以外の個人がECサイト上でユーザーに有益かどうか?といったら「無茶苦茶危険を含でる、だから検索で迂闊に専門性・権威性・信頼性ないウエブサイトを上位表示できませんよ」というのがグーグルの言い分なのでしょう。

だからアップデートを断続的に行って「危険性を含むサイトは振るい落とす」といったところに至ったわけです。

それではこれを読んでくれている多くの個人のECサイト運営者にとって参考になる「病名を含むキーワード」として弊社運営の上昇キーワードをご紹介します。

☑ 2019年3月12日コアアップデート後の影響

  • 遺伝子異常キーワードを含む2語:2位
  • 自己免疫疾患名を含む2語:3位
  • 妊活を含む3語:5位
  • 多汗症を含む2語:大幅な下落

上のキーワードの動きは「重い病気ほど・命にかかわる症状ほど評価されないかといったらそうでもない」といえる4例です。

上の健康系コンテンツの評価は「専門性・権威性・信頼性」である点が色濃く表れており、コンテンツの質が良ければ病名を含むキーワードでも評価を得ることはできると言えるでしょう。

※アフィリエイトサイトでできるだけ評価を得やすいキーワードを厳選すべきです。

私費診療系キーワード

私費診療については弊社事例がそれほど多くもないのですが主に「レーザー・フォトフェイシャル」などの美容外科領域治療のキーワードの一例をご紹介します。

下記のキーワード事例は私費診療の病院を紹介するコンテンツで、断続的に行われる健康アップデートにほとんど影響を受けず常に5位圏内を維持している事例です。

  • 美容外科特有の疾患名+地域+○○科:5位圏内を維持

この場合はユーザーが必要とするであろう情報を網羅的にコンパクトにまとめているところが評価を得やすくなっているのかなと思えています。

ヘルスケア系キーワード

健康アップデートで大打撃を受けているヘルスケアキーワードのうち、便秘・酵素・青汁・バストケア・精力剤などはアフィリエイト報酬が高めなことも影響し、アフィリエイトコンテンツが乱立していたのは否めません。

中でも消費者庁の是正勧告を受けた事例について見てみると…

☑ 消費者庁の是正勧告を受けたヘルスケア商品事例

  • 青汁:痩身効果についての不適切な表示で課徴金の対象に(2018年10月31日)
  • 酵素:視力回復効果についての是正勧告(2018年10月25日)
  • バストアップサプリ:豊胸効果があるとして表示されている成分の合理的根拠を欠く不適切な表示で処分(2018年7月30日)
  • 糖質制限:糖質量の表記について誤認を招く表示

また消費者庁の是正勧告ではありませんが、精力剤医薬的効果を謳う不適切な表示や輸出入で問題が起こったケースもあるようです。※出典:http://mike-hayashida.blog.jp/archives/1032788140.html

グーグルはこれらの動きを掴んで2019年3月12日のアップデートを断行しているはずなので、2018年8月1日のそれとは対象サイトが異なっていて何ら不思議でもないはずです。

上のヘルスケア事例で挙げた「青汁・酵素・バストアップ・糖質制限」のキーワードと「サプリ」を組み合わせた場合の検索上位には楽天・アマゾン・ヤフーなどの最大大手ECサイトが占め、2019年3月20現在中堅規模~個人運営アフィリエイトサイトは皆無でした。

 

弊社は上のキーワードの記事を持っていませんでしたので、健康アップデートによる影響の実感がわかりませんが過当なアフィリエイトの競争が繰り広げられてると傍から見て感じられるほどでしたね。

ヘルスケア系で前述した表の中のキーワードで挙げられる弊社事例は以下のとおり。

  • 育毛サプリ系キーワード:16.1位上昇で12位
  • 糖質制限+学術論文名:圏外

育毛サプリについては青汁・酵素・バストアップサプリ・糖質制限のような報告はないので影響を受けにくかったのかもしれません。

糖質制限については「極端な食生活をした結果」死亡者まで出ているほどですので、厳しく問われていると考えられます。

今後のグーグルの動きを予測 ~果たして落ちたアフィリエイトサイトは回復するのか~

巷では健康アップデートについて以下のようなつぶやきが散見されます。

健康アップデートに関するつぶやき ~ヤフー知恵袋より~

  • このまま解除されないままなんだろうか?
  • 健康系サイトと判定されたら、もう回復できないの?
  • 健康ECコンテンツをいじらずに他に時間割いた方がいい?
  • ウエルクを運営してたDNAが健康アップデートの原因を作ったんでしょ?健康系ECコンテンツ運営者の生活を台無しにしたんだから、これはちょっと看過すべきでない罪でしょう。

どれも間違った見通しではないでしょう。

しかしぶっちゃけこの先のどんなECサイトの運営だって同じようなリスクはあります。

これくらいの健康アップデートでアフィリエイトがヘタレるくらいだったら、やめた方がいいでしょう。

ヒカル
極論それを自分の身に降りかかったこととしてやれるかどうか、これだけですもんね。

健康アップデートでサイトが飛ばされると、何も残っていない状態で再スタートのように思えますが、少なくても今まで積み上げたアフィリエイトスキルはあるワケですよね。

素人よりもはるかに高いし、それをこのくらいのアップデートで捨てるだけの出来事なのかといったらそうでもないのではないでしょうか?

2019年3月12日のコアアップデートでは「1つかそれ以上のアップデートを実施しました」と公表されていますが、1つの判定基準でウエブサイトが下落してしまったとしたら「ほころびがどこかつかめれば回復だって不可能じゃない」とも言えます。

日本一の経営コンサルタント神田昌則さんもこのように言っています。

「不況だ」と聞いたとたん、
多くの経営者は儲けることを諦める。

不況だから頑張るだけムダだと信じる。

様々な理由をつけて、自分のダメさ加減を正当化しようとする。
自分のダメさ加減ではなく、自分の豊かさを正当化せよ。

自分のアフィリエイトスキルなんて自分以上に分かる人なんていません。それを正当化しなければ今後アフィリエイトで収益を生み出すのはそもそも無理な話なんですよね。

健康アップデート後のアフィリエイト対策については、また後日詳細をお伝えしようと思います。

 

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