著作権侵害を受けたらグーグルに申請、はちょっと待って・LUMENに載ってますよ

更新日:

ヒカルです(^-^)

これまで私は著作権侵害・コピーサイトの削除申請を何度か経験してます。

申請するのも正直しんどいのですが。

著作権侵害の申し出は慎重にすべきです。

真似されて気分がいい人はいないと思いますが、怒りに任せて申請すると後で後悔することもあるのです。

同じような体験をしている人に向け「私が6ケ月かけて実施した著作権侵害サイトへの対策方法」をお伝えしたいと思います。

著作権が侵害されたら、グーグルのDMCAにのっとって「コピーコンテンツの削除申請」をする意味

ウエブサイトの著作権は、検索エンジンのグーグルに「DCMA※デジタルミレニアム著作権法に違反してるサイトがある」と通報することで著作権を保護できます。

DCMAはアメリカの著作権保護法ですが、アメリカに拠点を置くグーグルの検索エンジンが日本のデジタルコンテンツを扱っているので、日本のコンテンツも申請できます。

自分の運営するサイトのコンテンツを無断盗用された場合、「相手側のページを検索結果から消す」のがDCMAによる著作権侵害申請をする最大の意味になります。

ポイントは検索結果から消すだけ

相手方が「ページごと削除」しない限り、”グーグルにDCMAによる著作権侵害を申請してもコピーコンテンツは存在し続ける”と考えるべきですね。

※digital millennium copyright actの略

著作権侵害申請で私が試したこと

人の知的財産の結晶を我が物かのようにして、人の知的財産で商売している根性は完膚なきまでに叩きのめすしかないと考えます。

著作権侵害サイトを潰した方法をここで明らかにしますので、悔しい思いをしている人は、最後までよくお読みになった上で解決法の参考としていただければと思います。

著作権の侵害報告(削除申請方法)

デジタルコンテンツの著作権侵害報告は、「グーグルサーチコンソール上の著作権侵害の報告」から行います。

著作権侵害の報告概要

出典:グーグルサーチコンソール著作権侵害の報告

この著作権侵害報告ページから以下のように記入、報告して行くだけです。

◇必須項目*入力

  • 氏名*
  • 会社名
  • 著作権所有者の選択*(ライターに記事を書いてもらっている人は権利関係を明確に)
  • メールアドレス*
  • 国*

◇著作権対象物の立証部分

著作権侵害の立証
以下1と2との関係にある著作権侵害にあたる部分の説明

  1. 著作権侵害されているサイトURL
  2. 権利侵害をしているサイトURL

◇確認事項

  • 著作権侵害の可能性が高いサイトが、自分の許可なく使用されていると言える
  • 侵害を受けている本人である
  • 事例として公開される可能性があるのを容認する

最後に署名日を入れて署名※、送信ボタンを押せば、著作権侵害報告はひとまず完了です。
※WEB上の署名でもサインと同じ効力を持つそうです。

申請が通るまで絶対にやってはいけないNG2つ

グーグルサーチコンソール上の著作権侵害報告が済んだら、以下を注意してました。

  • 自分のコンテンツを変更しない
  • 相手方に直接連絡を取らない

特に自分のコンテンツを修正したり、リライトしない方がよいですね。

あれこれとコンテンツを変更すると、グーグル側も判断できなくなってしまう可能性もありますので。

また、著作権侵害の確認が取れるまで相手方に連絡をとらないことをおすすめします。

理由は「相手がコンテンツを書き換える可能性があるから」です。

ここでもグーグル側がコピーコンテンツの判断ができるように、です。

著作権侵害のダッシュボードで状況確認

著作権侵害報告がどのように進んでいるかは以下のダッシュボードで確認しました。

グーグルサーチコンソール著作権侵害状況確認のダッシュボード

  • 申請が受理された場合:「承認されたURL」の数字に変化があります
  • 受理されない場合:「拒否されたURL」扱いになります
  • まだ審査中:「保留中のURL」扱いになります

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「1日で申請が通る」ような場合もあるし、次の私の事例のように18日かかかってようやく申請が通って「著作権侵害のサイトが削除」される場合もあります。

13日後・ようやくグーグルからG mail(removals@google.com)で連絡がくる

グーグルへ著作権侵害の報告をしてから13日目、ようやく以下のような通知がきました。

ご連絡いただいた下記の URL ごとに、著作権侵害にあたると思われるコンテンツを正確にお知らせくださ。この情報が Google に届き次第、調査を進めさせていただきます。

removals@google.comからの通知より

この通知はどうやら…私が報告した情報がやや「著作権侵害にあたるとして判断するには情報不足」とみなされたようです。

removals@google.comのメールに返信:事細かに著作権侵害報告

情報不足と判断された場合は、メールに返信する形で著作権違反申請は仕様上いくらでも自由にできる」ようになっています。

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↑「件名を変更せずに返信せよ」と記載されています。

正直文字だけをひたすら入力していく著作権侵害の報告フォーマットではちょっとやりずらいなと感じましたが、メールで報告する分には下の3つができるので結構やりやすかったです。

  • 文字装飾(強調、下線、文字色変更など)
  • 番号付き箇条書きや一般の箇条書き
  • フォントの変更

ここからどのように「removals@google.com」のメールに「著作権侵害報告の返信」をしたのかを、原文そのままを画像化して掲載しますね。

Ⓐ:権利侵害された当方のコンテンツ

Ⓑ:著作権侵害の相手


著作権侵害報告内容
(メールの報告をそのまま原文を画像化して掲載)

【Ⓐ 著作権侵害を受けた当サイト該当箇所】

※以下はremovals@google.comへの報告を画像化したもの
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ヒカル
上のⒶとコピーコンテンツⒷをよく見比べてみてくださいね。

 

【Ⓑ 著作権侵害にあたると思われる他社コンテンツがどのように権利侵害しているか?】

※以下はremovals@google.comへの報告を画像化したもの

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※完全一致の文字列、数文字変えただけで独自の価値を付け加えていないなどの診断はコピーチェックツールを使うのがおススメです。
☞おすすめはこちら

 

上の報告ではかなり文字装飾使ってますよね。これが申請フォーマットでは一切できないのできついのです。

文字に色をつけたり、文字の大きさを変えるなどしてグーグルへの見やすさも配慮すると良いと思います。

15日後・「ご指摘のコンテンツが見つかりません」の通知が来る

メールでの報告が済んで2日後、以下のような返信がremovals@google.comからありました。

このたび Google で下記の URL を確認したところ、ご指摘のコンテンツは見つかりませんでした。この問題が解決していない場合は、問題のページのスクリーンショットをお送りください。詳しく調査させていただきます。スマートフォンやカメラで画面の写真を撮影していただいても結構です

どうやらグーグルは「該当サイトが見当たらない」と主張しています。

 

え?

 

私の眼にはちゃんと見えているんですけれどね。。

「画像で報告してもいいです」とのことなのでグーグルクローム拡張機能full page scream captureでPNGとPDFを送りました。

これは該当ページを長細い画像にしたり、PDFにして保存できます。

私はこの画像をそのままremovals@google.comのメールに添付して返信しました。

18日後・著作権侵害による相手方サイトの削除通知がくる

著作権侵害報告から18日目、グーグルからようやく以下のような連絡がきました。

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18日間は結構長く感じてしまいましたね。検索結果はどうなったか?以下のとおりです。

検索結果から著作権侵害サイトが消える

著作権侵害の申請をしてから、以下のように検索結果が変化しました。

★著作権侵害申請がとおる前★

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👇

★著作権侵害がとおった後★

<グーグル検索結果>
著作権侵害申請受理後・グーグル検索

<ヤフー検索結果>

ヤフーはグーグルの検索エンジンを踏襲しているので、
当然検索結果からも消えていました。

著作権侵害申請受理後のクエリ・ヤフー検索

検索結果に著作権侵害サイトが見当たりません。

ひとまずグーグルの通知通りコピーコンテンツ扱いされたサイトは検索結果からなくなっていたようです。

 

【★注意!★】実は著作権侵害報告はLUMENというサイトで公開されている

ここから特に注意していただきたいのですが、実はグーグルへの著作権侵害報告はLUMENというサイトで公開されています。

報告してしまった内容によっては「それを公開されたらちょっと嫌だったんだけど」というパターンは誰にだってありますよね。

著作権侵害されて気分がいい人はいません。感情的になって乱筆になる場合もあるでしょう。

また、冒頭でご紹介したように報告では以下を記載する必要があるので、「それを掲載してほしくない!」といったことがあると思います。

  • 氏名*
  • 会社名
  • 著作権所有者の選択*(ライターに記事を書いてもらっている人は権利関係を明確に)
  • メールアドレス*
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ヒカル
コンテンツ上の運営者は自分だけれど、ライターさんに頼んでいる場合などは、結構あるパターンなのではないかなと思います。ライターさんが副業で、会社にバレてはマズイ、といった場合もあるでしょう。こうしたナイーブな状況を公開したくない、というのは普通に起こりえるのではないかなと思います。

DCMAとグーグルの関係

もう一度整理しておきたいのが、「グーグルはDCMAの主体ではなく、DCMAのルールにのっとって著作権侵害報告を受理、検索結果から消す立場」というポイントです。

グーグルがやってくれるのは「検索結果から著作権侵害サイトを消す」だけ、という話ですから、これ以上を望む場合は司法での係争になります。

「賠償金やコンテンツ自体の削除」などを望む場合は、弁護士を立てて著作権侵害の案件を立てもらう必要がある場合もあります。

私の場合、本件だけでなく韓国籍の芸能人にコンテンツを真似された経験があります。

事務所に事情を話すと弁護士が登場してきて、終いには配達証明による通知が送られてくるという面倒な事態に発展しました。

こうした悪質な相手の場合、時間を奪われる可能性も否めませんので、状況を見て対応するのが良いと思います。

申請の取り下げについて

今回、私の場合は「ある知人と相手方が知り合い関係」にあり、私は知人にコンテンツ自体削除してほしいと伝言を頼んでいたため、コピーコンテンツ判定された相手方のページは削除してもらえました。

こうしたこともあり、「じゃあグーグルに申し出の取り消しをしよう」と考えを改めたのです。

申し出の取り消しについては、removals@google.comのメールに件名を変えずに「取り消しします」と返信する形で報告をすればOK。

以下はその取り消しに対するグーグルの対応です。

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この返信は、取り消し願いのメールを送ってからおよそ10~14日内で来ることが多いように思います。

グーグルの返信の最後の部分に抜かりなく注目ましょう。

「LUMENとグーグルは同じ団体ではないので、LUMENのウエブサイトにあなたの事例が載っていても私たちは直接関与できません」と言う意味です。

 

LUMENのウエブサイトに削除依頼

もし、「LUMENのウエブサイトに報告内容が掲載されるのが嫌だ!」と考えるならば、何か月かかってもグーグルに「削除依頼してもらえませんか?」のメールを送ることをおすすめします。

私の場合、どのくらいでLUMENのウエブサイトから消えてくれるのかを実験したかったので試しました

結果以下のような感じでしたね。

  • グーグルとのメールのやりとりは合計25通
  • LUMENにメールで直接削除依頼をしても(英語)無反応だった
  • 「取り下げの申し出」から、「LUMENのウエブサイトでの掲載が消える」までおよそ6ケ月かかった
  • LUMENのウエブサイトから事例が消えるまで、6ケ月グーグルに「削除依頼いただけないでしょうか?」というメールを送り続けた

LUMENに掲載されていたはずの該当URLを検索して、以下のように「notice rescinded(通知の取り消し)」なっていれば、完全に事例が全世界発信されていない状態です。

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ヒカル
上のような状態になったら心から安心して下さい^^

著作権侵害の検証

(文字ベースの)デジタルコンテンツとは、「ブラウザで読まれる情報:ウエブ、アプリなど、PDF kindle等も含む」でありこれらはテキストデータがベースとなっています。

デジタルコンテンツはすぐに構築できるので複製しやすい性質をしてるとも言えます。

だからいい方変えたら著作権を守るには侵害されているという立証責任がサイト運営者にあるということです。

コピーコンテンツが「完全一致の文字列」である場合は立証しやすいかもしれません。

ですが「類似性が高いにとどまる場合」は、申請しても難しいのではないか?と思う人もいると思います。

しかし、上のレポートのように、事細かに該当箇所を報告すれば受理されるケースだってあるので、まずは報告してみることもおすすめですね。

グーグルのコピーコンテンツ判定はそれほど精度が良くないのではないか?

コピーチェックツールでコピー判定した結果と、その結果とおりグーグルに著作権侵害を報告したという経緯からすると・・・

グーグルのアルゴリズムによるコピーコンテンツの判断はそれほど精度が高くないのではないか?と思えました。

著作権侵害してるウエブサイトを見れば、「明らかに真似してる」と思うようなコンテンツであったとしても、です。

 

まとめ:DCMAによる著作権侵害申請は慎重に

コピーコンテンツを見つけてしまった時、不愉快極まりないのが人間の心情。

しかし怒りに任せて申請をすると、あとになって後悔してしまう場合もあることを覚えておいてください。

怒りに任せた報告内容・個人情報・ライターさんの個人情報(会社員で副業でライターをされている、とか)など、「それ公開してほしくないんだけどなあ」という場合はWEBを運営していれば多少あるのが自然です。

しかしLUMENでの全世界発信は避けることができませんので、以下両方をよく考えて申請をすべきでしょう。

  • 著作権侵害してどれだけ自分にメリットがあるのか?
  • LUMENに事例を掲載されてデメリットはないのか?

 

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