

熊谷ヒカル
一から十まで詳しく解説しています^^
Contents
ブログが検索されるにはどうすればいい?
ブログが検索されるにはどうすればいいのか? それにはまず検索の仕組みを知っておいた方がいいでしょう。まずは検索エンジンがいいと思っているブログについて知ろう
国内で使われている検索エンジンはグーグルが75%・ヤフーが15%を占めていて、そしてヤフーはグーグルの検索エンジンの仕組みを使っているんですね。 このため9割を超えるユーザーが使うグーグルの検索エンジンについて知るのが重要、その検索エンジンは「人のお悩み解決になるお役立ちブログが最強だ」としています。 さらに検索エンジンのお金事情に関して言えば「ブログに掲載されている広告を見てもらうために役立つブログにアクセスを集めたい」と思っているのです。
↑yahooニュースに掲載されるアドセンス広告↑

熊谷ヒカル
お金の事情はわかりやすいですね。
ブログが検索されるには何をすべき?
それではさっそく「ブログが検索されるには何をすべきか?」を見ていきたいと思います。 基本中の基本もお伝えしていますので、「それはもう済んでいる」といったところがあれば飛ばしながらどうぞ^^まずは基本のクローリング対策
ブログを書き終えたら、まずは検索エンジンにブログの存在を知ってもらいましょう。 これは検索ロボットにブログに巡回してもらうクローリングという方法でおこないます。 クローラーはブログを巡って情報を集め、データベースに記録するロボット。その情報をもとに検索結果のどの順位に表示させるかが判断されているのです。 そのクローラーを呼び込むには2つの方法があります。 ①グーグルサーチコンソールを使う グーグルのサーチコンソールはブログが検索されるためにマストアイテムです。 サーチコンソール最上部の枠に書き終えたブログのURLを入力します。


検索エンジンにブログを知ってもらうための前提
グーグルアナリティクスのタグをブログに設置します。







熊谷ヒカル
このグーグルアナリティクスとサーチコンソールの登録はブログで検索されるための必須設定デス。
ブログ全体をクローリングしてもらうためのコツ
ブログ全体をクローリングしてもらうと、ブログ全体の評価も個々の記事の評価も高まり、検索されるようになります。 このためにできるちょっとしたコツは、内部リンクです。 内部リンクとはブログ内で「この記事に詳細が載ってますのでよかったら見てくださいね」といったように記事の中で他の記事を紹介しながらリンクを貼り付けることをいいます。 ワードプレスだったらブログ記事のURLをプレーンテキストとして貼り付けると、以下のようにアイキャッチ画像付きでリンクが表示されるようになって便利です。見た目にもわかりやすくクリックもしやすいですよね。 https://www.easydietpharma.com/seo/coreupdateseorank/ クローラーはこの記事に貼られたリンクを辿ってブログの情報を収集するようにできており、すみずみまでデータを持ち帰ってもらって記録(インディックス)してもらえるようになります。※内部リンクはクローラー対策として重要そして念押しのインディックス対策
サーチコンソールでブログのURLやサイトマップを送った後は、「あとはブログが検索されるのを待つだけ」と考えるのが普通です。 しかし、やることやったつもりでもブログが検索エンジンに知ってもらってない場合もあったりします。 ここからは念押しでブログが検索エンジンに知ってもらっているかを確認する方法をお伝えして行きます。 ①検索枠で直接調べる ブログ記事を書き上げて1週間でも経ったら、まずは検索枠に以下のように「『site:』+『ブログ記事のURL』」と打ち込み、ブログがデータベースに記録されているかを確認してみましょう。




良質なコンテンツの作成
冒頭で検索エンジンがいいと思っている最強のブログは「人のお悩み解決になる役に立つ内容になっている(=良質なコンテンツ)」、とお伝えしてました。 実はこれについて正解があるわけではありませんが、分かっている範囲でその良質なコンテンツの作成方法を確認していきましょう。
熊谷ヒカル
これについては慣れの一言です。慣れると勝手に手がタイピングし出すくらいになります。
ユーザーはどんな悩みを抱えているのか?その深堀(キーワードの検討)
ユーザーはいったいどんなお悩みを抱えているか? その深堀をしていくとユーザーの気持ちが分かるようになります。 なぜユーザーのお悩みを深堀して気持ちを理解したほうがいいかと言うと、「そうしないとユーザーは問題解決できないのではないか」と不安になり、他を探した方がいいと思うから。ユーザーに寄り添った内容にするために気持ちの理解は必須だと覚えておきましょう。 ここはちょっと例を挙げてみようと思います。 以下のように検索するユーザーのお悩みは「LINEで既読を付けずにメッセージを読む方法はないか?」です。同じ内容の解決策が求められていたとしても、「LINE既読付けずに読む」「LINE既読つけない方法」といったように違ったキーワードで検索されています。
- すぐに既読を付けるとヒマだと思われかねない(けれど、どうしても今読みたい)
- すぐに返信できないので既読を付けたくない(今返信できないけれど、メッセージの内容は先に知っておきたい)
- どう返信するかじっくり考えたい
- 端的に返信するヒマがない・面倒
参考
※検索ボリュームをチェックすると、月間でブログ記事に流入するアクセスがどのくらいか予測できます。ブログをはじめたばかりの場合は、ボリューム100~1000くらいのキーワードを選ぶようにしてみてください。なお、お悩みキーワードは3語くらいから成るロングテールキーワードを活用するのをおすすめします。
お悩みを解決する内容をゴールに設定する
さて、ユーザーのお悩みを深堀したあとは、それを解決するためにふさわしい内容を考えます。つまりお悩みを解決する方法をブログ記事のゴールに設定するのです。 ユーザーがそのブログ記事を読んで「これで不安はなくなった」と胸をなでおろし、ブラウザを閉じさせることをブログ記事自身のゴールに設定するといいでしょう。それが実際最高の記事の出来と言えます。 前述のLINEを既読を付けずに読みたいユーザーだったら、以下の通りです。ユーザーの気持ちを理解しながらお悩み解決のゴールを設定するプロセス
相手にかっこ悪いところを見せたくない見栄に対して、既読を付けずに読む絶対なる安全な方法でもって解決策を示すとよいでしょう。なぜならその見栄の根底には「もし既読が付いたらかっこ悪い…ハラハラする」といった動揺も隠されているからです。 今読みたくて気になっている気持ちに対しては、既読を付けずに全文を読む方法でもって解決策を示すのが適切です。途中までしか読めないのでは、気になってしまう気持ちは解消できないからです。
ライバルチェック
「ユーザーの気持ちを理解する、お悩みを深堀する」などと言われたところで「分からないモノは分からない」と思う人もいるはずです。 実はウエブ上にはその答えがありますのでヒントをもらうべき、それは検索キーワードで1ページ目に表示されているライバルサイトです。 少なくても1~5位までのライバルサイトの記事の内容を見れば、そのキーワードでどんな内容が検索エンジンに評価されているかがわかります。 このライバルサイトに書かれている内容を網羅すれば、まずは前述した「ユーザーが他のサイトを見る必要がなくなってブラウザを閉じて満足する状態」になります。検索キーワードを含めたメタデータを設定
ブログが検索されるために、記事管理画面で必ず以下のメタデータを設定しましょう。- メタキーワード:検索キーワード(どのキーワードでブログで検索されたいのか)
- タイトルタグ:検索結果に表示されるタイトルで、クリックするかしないかを判断されます。
- メタディスクリプション:ブログの内容を検索エンジンに伝える箇所 ※2と3は必ずキーワードを含めて書く

そのお悩みを解決するためにどんな記事構成がよさそうか? (見出しを考える)
ユーザーのお悩み解決・役に立つ内容にするために、ブログ記事の見出しを考えながら記事構成を決めて行きます。 基本ブログの記事構成は以下のように「大見出し・大見出しの内容を説明する中見出し・中見出しの内容を説明する小見出し」を繰り返して、ユーザーに文の内容を伝えて問題解決になることを伝えて行きます。 <h2>大見出し</h2> <h3>大見出しの内容を説明する中見出し</h3> <h4>中見出しの内容をさらに詳しく説明する小見出し</h4> これらのh2~h4のタグが、以下のような見出しになって表示されます。
見出しを決めるのは、ブログ記事の骨組みを決めるのと同じ。 流れよりは「読者が知りたいことをいち早く伝えるにはどんな記事構成がいいか?」を重視して見出しを考えてみましょう。 
見出しの内容にふさわしい内容を書いていく
見出しを決めながら記事構成が固まったら、その見出しにふさわしい内容の文を書いていきます。 これについては慣れの部分が大きいですが、「ブログが検索されるにはこれが必要なポイント」と考えられる点を2つお伝えします。 ①キーワードを考慮した記事 検索エンジンに「このブログはいい内容だ」と評価してもらうためには、キーワードを意識する必要があります。 具体的には、前述メタキーワードで設定した語句をブログ記事の中で適切に使い、そのキーワードの関連キーワードもちりばめていくのです。 関連キーワードの拾い方は、検索枠にキーワードを打ち込んで検索結果の最下部に表示される8つのキーワードから見つけるといいでしょう。 前述していた「LINE既読付けずに見る方法」だったら、以下のように「android,iphone,アプリ,機内モード,長押し,全文」といった関連キーワードが拾えます。

東京駅の八重洲北口から一番近いトイレを探している人に向けての説明
【◎良い例】 ブログを開いた瞬間に、売店なども記した北口の地図を見せながらルートを説明する 【×悪い例】 東京駅の八重洲口の歴史について説明し、ブログ記事の最後の方にトイレの場所を文字だけで説明する

熊谷ヒカル
自分がユーザーならば悪い例の方のブログは絶対に見ませんよね。トイレに行きたい人にとって歴史何てどうでもいいですから笑 書き手になった途端良い例の方が頭から飛んでしまうので注意しておきたいものです。
ライバルとの差別化
「ユーザーの気持ちを理解する、お悩みを深堀する」ためにライバルサイトを参考にさせてもらおう、と前述していました。 しかしライバルサイトの内容と似通っているだけだと、どこにでもある情報がのっているブログなだけなので差別化というものが大切になってきます。 読者ができるだけ得をする以下のような内容をブログ記事に付け足してみましょう。- 画像を添付して直感的なわかりやすさを促す
- 時短・裏技など明らかにユーザーが得する情報
- 実体験をもとにした失敗談や成功談など

熊谷ヒカル
「こんな経験をして辛かった・大変だった…だからこの記事を見ているあなたはそんな目に合わないでください」「私の体験から、こうすると得します」といった意味合いで体験談をお伝えしているわけですが、結局これが閲覧者に刺さる=被リンクの獲得につながっているのだろうと思うのです。
内部リンク設置
前述していたように、クローラーの巡回を促すためにブログ記事を書いたらリンクを貼って関連する記事を積極的に紹介しましょう。 この他のは…記事の内容からして「関連するけれど、詳しく説明していると長くなってしまう場合」などは、リンクを貼って興味のある人に詳しく知ってもらう方が利便性が良い場合が多いし、ユーザーが知りたいことの助けにもなるからです。 リンクの貼り方のおすすめは、以下のような感じになります。 ワードプレスでリンクを貼り付ける場合は、ブログ記事URLをプレーンテキストで貼り付けるだけで上のようにアイキャッチ画像も表示されるようになります。実はこれが一番重要・意欲的にブログを書く
さんざん「良質なコンテンツは何か?」について説明してきましたが、究極は意欲です。 これはいろんなブログを見てきた経験から言えるのですが、読者に見てもらおうとする意欲が高いブログ記事ほどやはり内容もいいと思えるものが多いですし、検索エンジンや読者からの評価も高いように思います。 そもそもの話で、読者に見てもらおうとする意欲がなければ長々とした文など書けせん。 その動機がネットから収益を得るためであっても、社会貢献として人の役に立ちたいと思っていたとしても何でもいいのですが、この意欲こそが良質なコンテンツを書こうとするすべての原動力になることにつながるので、侮れないのです。他の対策
ブログが検索されるには、以下のような技術的な対策や誰でも取り組める方法があります。モバイル対策
今のネット検索はモバイルによる閲覧が7~8割を占めていて、モバイルを意識したブログつくりが必須になっています。 このモバイルに向けて筆頭に挙げられる対策は、ページスピードです。 グーグルのページスピードインサイトはブログ記事のURLを打ち込めばスコアと改善点を指摘してくれる便利な無料ツールで、これを基にモバイル向けの対策をしていくのがおすすめです。 モバイルユーザーは特にブログの表示速度が遅いとそれだけで離脱されます。以下のように表示されるスコアが最低でも80以上になるように改善すべきです。

キャッシュ系のブラグインおすすめ
- Fast Velocity Minify:画像の遅延読み込みや不要なJSファイルの削減、レンダリングをブロックするファイルの遅延読み込み設定
- EWWW image optimizer:画像の最適化と画像の次世代系配信


SNSによる送客や拡散
ブログが検索されるにはいい記事を書くだけでなく、SNSなどによってアクセスを促したり(送客)、拡散するといった方法も有効です。 検索エンジンはユーザーの閲覧状況を検索結果のランキングの条件にしている傾向がここ数年でかなり高まっており、SNSなどによって流入したアクセスによって評価の底上げにつながるからです。 ブログを開設して間もないころはどんな人でも初期程アクセスが少ないものですが、TwitterなどのSNSにブログURLを貼り付けてその存在を知ってもらうのは2~3分もあれば誰でもできる対策。
熊谷ヒカル
やらない手はありませんよね^^。
ブログが検索されるためにやってはいけないNGポイント
それではここからはブログが検索されるためにやってはいけないNGポイントを2つお伝えします。ブラックハット
一つ目はブラックハット行為。これは自作自演の外部リンクをおくること。 「1ヶ月リンク10本で○○円!」などと打っているインターネット業者がいますが、それが自作自演の外部リンクの例となります。 特にそういった業者に任せた外部リンクの場合で低評価になると、原因や改善策がわからずブログが致命的になるのでご注意ください。キーワードの詰め込み過ぎ
一昔前にブログ記事にキーワードを大量に&不自然に詰め込んだパターンが一時評価されたことがあります。 中には、文字を白くしてユーザーには見えないようにした上で検索エンジンを騙すような行為をして評価を得るような姑息なパターンもあったほどです。 現在似たようなキーワードの詰め込み過ぎは一発で低評価が下されるのでご注意ください。それでもブログが検索されない場合のチェック項目
「それでもブログが検索されないんですが…」といったパターンもあると思います。 そうした場合のチェック項目として、いくつかのポイントをお伝えしておきますのでご参考ください。公開されたばかり
冒頭でお伝えしたように、サーチコンソールでクローリングリクエストをしたとしても、すぐにクローラーが巡回してくれるわけではありません。 早くて数時間でブログがデータベースに記録されるケースもありますが、決してそういったパターンだけではありません。 ブログが公開されてから間もないならば登録されるまで待つしかありませんが、3週間以上インデックスされない場合は次のような他の原因を疑ってみましょう。noindexタグを付けている
noindexタグはクローリングもデータベースへの記録も拒否するための手段として使われ、これが設定されているとブログは検索されません。 ワードプレスの記事管理画面では、右端に以下のようなタグ設置のボタンがあります。
ペナルティを受けている
ブログ作成のガイドラインは、以下の禁止行為を行った時にペナルティを課すと言われています。ウエブマスターガイドラインによる主な禁止行為
- 機械による自動生成:人がコンテンツを作成していない
- 被リンクの意図的操作:自演リンクやリンクの購入など
- ライバルとほとんど似通って独自性がないコンテンツ
- 検索エンジンとクローラーに対して別のURLを表示する
- ユーザーが閲覧しようとしたページとは別のURLを表示させる
- サイトにアクセスしようとしたユーザーを、最初にリクエストされた URL とは別の URL に移動させる
- 背景色と同じ色の文字による隠しテキストや隠しリンク
- 無断複製
- 付加価値がないアフィリエイトサイト()
- キーワードの詰め込み
- フィッシングや悪意目的でインストールを促すなどの行為
